じゃがいも品種特性 - いわもと農園

自然豊かな北海道赤井川村『いわもと農園』から元気いっぱい美味しい野菜をお届けします！

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◆2007年度に栽培した１５品種のじゃがいもを紹介します♪

新じゃがは、小粒で皮がむけやすいものが多く、皮付きでそのまま調理できますが、品種によってはえぐみがありきちんと皮をむいて調理したほうが美味しく食べられるものもあります。2007年度に栽培した１５品種の中では、「シェリー、ロザンナ、とうや、十勝こがね」です。
また、新じゃがと通常時期の収穫のじゃがいもとでは、同じ品種でも味がずいぶん変わるものもあります。
ホクホク系のじゃがいもは新じゃがよりも通常時期のもののほうが味がのっているものが多いように感じます。
今年(2007年)にかぎってなのか、ベニアカリは本来粉質で煮くずれしやすいのですが、新じゃがは粘りがあってしっかりとしていました。

とうや（茶）＜黄褐色皮・淡黄色果肉・球形＞舌触りが滑らかでクセがなくしっとりしています。煮崩れ少なくカレーや肉じゃがに合います。	インカのめざめ（茶）＜茶色皮・濃黄色果肉・小粒卵形＞濃厚で栗のような味わいです。フライドポテトやジャーマンポテトのほか、素揚げしたり丸ごと調理に。芽がでやすいのでお早めにお召し上がりください。	ジャガキッズレッド（赤）＜赤色皮・淡黄色果肉・偏球形＞１５品種中、一番ホクホクしています。バターによく合い、コロッケやベイクドポテトに。
ジャガキッズパープル（紫）＜紫色皮・淡黄色果肉・偏球形＞粉質でほんのり自然な甘さがあります。火の通りが早く手早く調理したいときに便利です。	アンデスレッド（赤）＜赤色皮・黄色果肉・球形＞デンプン質が高くホクホクしており、濃厚な味わいです。ポテトサラダ、フライドポテトなどにどうぞ。	キタアカリ（茶）＜茶色皮・黄色果肉・球形＞別名、黄金男爵といわれています。ホクホクとした食感で煮くずれしやすいので、粉ふきいもやサラダに向いています。
キタムラサキ（紫）＜紫色皮・紫色果肉・卵形＞抗酸化作用で知られるアントシアニンを含んだ紫色のじゃがいも。粘りがありしっとり系。中の果肉も紫でポテトチップスや炒め物のほか、いももちにすると色鮮やかです。	花標津（赤）＜淡赤色皮・淡黄色果肉・偏球＞小粒でクセがなく、煮くずれしにくいので煮込み料理によいです。越冬させると甘みが増します。	ベニアカリ（赤）＜淡赤色皮・白色果肉・球形＞デンプンが多くコロッケやマッシュポテトに向いています。皮をむいてすり下ろしたものを焼く「いももち」にすると果肉が真っ白なので本当のお餅のようです。
十勝こがね（茶）＜白黄色皮・淡黄色果肉・楕円形＞粉質でも煮くずれが少なく、冷めても美味しい品種。油との相性がとてもよく天ぷらに合います。芽が出にくく貯蔵性にも優れています。	男爵薯（茶）＜茶色皮・白色果肉・球形＞じゃがいもの代表格。貯蔵することで甘みが増してきます。粉ふきいもやコロッケにどうぞ。	コロール（茶）＜淡黄色皮・淡黄色果肉・細長形＞甘味が強くねっとりと柔らかい食感です。煮くずれが少なくポトフや煮物に。コロッケもとろけるような美味しさでおすすめです。
ロザンナ（赤）＜赤色皮・淡黄色果肉・卵形＞クセがなくさっぱりとした味です。やや粘質で煮くずれしにくく肌がきれいです。油炒めに合います。	ホッカイコガネ（茶）＜淡褐色皮・淡黄色果肉・楕円形＞別名、黄金メークと言われキタアカリとメークインの性質を併せ持ち、フライに適しています。またポテトサラダにするととてもクリーミーです。	シェリー（赤）＜鮮赤色皮・淡黄色果肉・長円形＞味はきめ細かくなめらかで長期保存ができます。全く煮くずれしないのでポトフやおでんなど煮込み料理に向いています。

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